読書Log #01
実は、「知識」のグループに入れていただいているのデス。
なので、ちょっとだけ、それらしいことを書いてみようと思い立ちました。
Ideology and U.S. Foreign Policy
- 作者: Michael H. Hunt
- 出版社/メーカー: Yale University Press
- 発売日: 2009/04/28
- メディア: ペーパーバック
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アメリカの外交政策における、イデオロギーの役割について論じた本です。
筆者は、学者にも敬遠される傾向にある、このテーマに真正面から取り組み、
様々な分析を繰り広げます。
現実社会の複雑さを加味した考察が、印象に残りました。
それに伴う政治的な問題を単純化して、理解させる役割を担ったり、
世界についてのイメージやアイデンティティを与えるのに
役立つけれども、人間心理と政府の政策決定のプロセスは
大変複雑なため、イデオロギーと実際に取られる行為とは
必ずしも固定化された関係ではない。。。そうです。
こうでもない、ああでもないと、いろいろ考えてみたいかたには
オススメです。そして、結論はおそらく…現実はやっぱり複雑だ、
ではないでしょうか。そしてまた、振り出しに戻るのデス。(^^;)