菖蒲の織物

詩と写真とエッセイです。。。

粋なお店

*明るい詩を書きまーす!

 

頭の切れる少数派に、

意図的に複雑に構築された、

マネーゲーム。。。

資本主義社会。

その真っ只中で、

日本の工芸品を売りさばく、

清々しいビジネスマンたち。

伝統と流行の矛盾をものともせず、

妥協せずに作り上げた、

美しい品々。

隠し持った小刀は決して見せず、

巧みに人を魅了する。

お金持ちに見えない私に、

お金持ちのご夫人が通りがかっても、

目を一瞬も離さずに、

話しかけ続けてくださった。

その心意気が嬉しかった。

どうして、2万円のそのお品を、

なにげに勧めてくださるの?

どうして、今日に限って、

お財布に2万円入ってるって、

知っているのですか?

凄まじい勘所。

まだお若いのに、

ほれぼれしちゃいました。

気持ちで買い物しますから、

それ、いただきます。

そしてまた。。。

私の手元に、素敵な一品が、

期せずして来てくれたのです。

 

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