菖蒲の織物

詩と写真とエッセイです。。。

自由詩

星砂の記憶

星砂のように、 さらさらと、 手からこぼれ落ちてゆく 記憶たち。 思い出作りにと、 遠出して、 旅行して、 さぁ、3年後、 5年後。。。 はっきりと 思い出せますか? いったい私は、 なにを 記憶に刻んでいるのでしょう。 目を閉じて、 過ぎ去った過去は、…

次元の狭間

*やっぱり、お気に入りの曲からの連想デス。 幻想的でロマンチックな詩に挑戦し、ダメダメになりました(爆) それでも、記録として残します。(-_-#) 私はここにいるのに、 あなたには見えていない。 切ないギターの音色は、 虹の入った琥珀色。 私を見てく…

天空

*お気に入りの、スペイン語の曲からの連想デス。 私のために、 あのお星様を、 取ってくださいますか? それ以外は、 これといって、 望みはないのです。 基本的に、 一人で完結したサイクル。 あなたは、 私になにか期待を、 抱いているのでしょうか。 仲…

友情のかたち #番外編

大学の敷地の端の端。 ひっそりと1本の古木が、 立っていました。 中国の古典に出てくるような、 髪を結ったおじいさんに、 イメージが重なるのでした。 が、しかし! ムリヤリに「セラフィム」と、 西洋の天使の名前を、 私はつけたのでした。 そこを通る…

出雲の青石

さぁ、アメジストさんに、 守ってもらおうと、 心を決めたそのときに、 頭をよぎったイメージ。 それは…。 コレクション用にと、 大切にしまってあった、 出雲の青石のブレスレット。 ちなみに勾玉付きデス。 貴方が来てくださるの? 普段使いしてよいのです…

朝練

午前4時に起きて、 同じ曲をエンドレスで聴きながら、 天然石を眺める。 どうでもよいメールをさばきながら、 同じ曲をエンドレスで聴き続ける。 ちょっと掃除をして、 また天然石を眺める。 着ているのはタオル地のワンピース。 人は前進し続けないと、後…

粋なお店

*明るい詩を書きまーす! 頭の切れる少数派に、 意図的に複雑に構築された、 マネーゲーム。。。 資本主義社会。 その真っ只中で、 日本の工芸品を売りさばく、 清々しいビジネスマンたち。 伝統と流行の矛盾をものともせず、 妥協せずに作り上げた、 美し…

サザンクロス

*別のブログから、引っ越して来た詩です。 あなたが再会を望むから、 輪廻の渦に飛び込みました。 なのに、見つからない。。。 生きることに疲れたのは、 十代なかばから。 それでも、丁寧に、 歩んできましたよ。 本音を語らない人々の中で、 心が歪みそう…

野菜と手紙

ごくたまに、 お会いするのですけれど、 どうして、 お肉や玉子を、 召し上がらないからといって、 自分は人とは違うという、 放射状の気を放たれるのですか? その清々しい食生活には、 尊敬の念をおぼえます。 でも、ときどき、 優しいかたにまぎれて、 自…

ラピスラズリ

幸福の青い鳥が、 運んで来たのは、 魂の休息。 現実の幸福とは、 ちょっと違った。 「今」に生きなければ、 粉々になってしまいそうな、 絶妙な緊迫感。 これを望んでいたの? 早送りで進む世の中で、 自分の時だけが止まった。 休息を願ったのは、 私の魂…